SSブログ

幕末の本 [歴史]

幕末について書かれた本はたくさん出ています。その中で私のお薦めな本を少しずつ紹介します。

最初は、やっぱりこれ!

  『風雲児たち』 (みなもと太郎・著)

です。

幕末について描き始める予定だったこのマンガは、幕末を描くために、その時代の根源である関ヶ原の戦いまでさかのぼってしまった、、、という途方もない歴史大河ギャグマンガとなっています。

要するに徳川幕府の始まりから終わりまでを、歴史上のさまざまな人たちが次から次と登場し、ギャグを交えながら楽しく歴史を勉強できるというすごいマンガです。(あまりに色々なエピソードが出てきてしまうんで、読んでいて本当に幕末に行き着くのだろうか!?という不安に駆られます)

いろいろなエピソードに感動しましたが、特に「大黒屋光太夫」の漂流記はすごい! 外国との交わりが一切なかったあの時代の漁師たちが海難事故でアリューシャン列島に漂着。その後、極寒の地シベリアでの体験、飢えと寒さで死んでいく仲間たち、次から次と襲い掛かる逆境、ロシア皇帝エカテリーネ女帝と謁見、そしてロシア政府から「日本への帰国の願いをかなえることはできない。イルクーツク日本語学校の教師となってこの地にとどまるように」との通告。。。最期まであきらめない光太夫の運命はいかに!?

そのほかにも様々な人たちが登場し、同時進行的にエピソードが紹介され、いつのまにか歴史の勉強ができているって感じです。

風雲児たちは、現在、本編20巻、幕末編9巻?まで出ています。最終回まではまだ道のりは長そうです。
是非一読を!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。