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江戸開城 [歴史]

通勤に田町駅を使っていますが、先日たまたま「江戸開城西郷南洲・勝海舟会見之地」の碑を見つけました。「ここだったのかぁ~!」と一人感動!会社帰りなので夜の写真になってます。。。駅から2~3分のところにあります。薩摩蔵屋敷跡らしい。

明治維新も近い慶応4年(1868)1月、鳥羽伏見の戦で旧幕軍はいよいよ敗戦が濃厚となります。江戸を包囲した官軍(薩摩、長州勢)は3月15日をもって江戸城総攻撃を決定します。

ところがその直前、旧幕軍 勝海舟はここ田町の薩摩藩蔵屋敷に官軍参謀西郷隆盛を訪ねて会見し、なんとか江戸総攻撃をとめてもらおうと説得。最終的に西郷は大英断をもって江戸城総攻撃の中止を決定。かくして江戸城は無血開城し江戸は助かったのです。

ちなみに「西郷吉之助書」とあるので、西郷本人(隆盛は若い頃、吉之助と名乗っていたこともある)が書いたものかと思っていたら、孫の吉之助さんだそうです。


目から鱗の日本史の本 [歴史]

比叡山延暦寺を焼き討ちにした織田信長は残酷な人。そう思っている人も多いと思いますが、本当に信長は酷い人だったのでしょうか?

実は信長の延暦寺攻めが後々まで日本に宗教テロを起こさせなかった、大きな功績を残していた。信長は日本の平和のために考えてやったことだったそうです。

「井沢式 日本史入門講座 第1巻」を読んで、歴史の裏側を知り、目から鱗の連続でした。日本の歴史を正しく知るには、世界の宗教を知ってから、、、などこれまでの日本史の本では展開されない本書の驚きの内容の連続です。

是非一読を!

井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻 井沢式「日本史入門」講座〈1〉和とケガレの巻


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幕末の本 [歴史]

幕末について書かれた本はたくさん出ています。その中で私のお薦めな本を少しずつ紹介します。

最初は、やっぱりこれ!

  『風雲児たち』 (みなもと太郎・著)

です。

幕末について描き始める予定だったこのマンガは、幕末を描くために、その時代の根源である関ヶ原の戦いまでさかのぼってしまった、、、という途方もない歴史大河ギャグマンガとなっています。

要するに徳川幕府の始まりから終わりまでを、歴史上のさまざまな人たちが次から次と登場し、ギャグを交えながら楽しく歴史を勉強できるというすごいマンガです。(あまりに色々なエピソードが出てきてしまうんで、読んでいて本当に幕末に行き着くのだろうか!?という不安に駆られます)

いろいろなエピソードに感動しましたが、特に「大黒屋光太夫」の漂流記はすごい! 外国との交わりが一切なかったあの時代の漁師たちが海難事故でアリューシャン列島に漂着。その後、極寒の地シベリアでの体験、飢えと寒さで死んでいく仲間たち、次から次と襲い掛かる逆境、ロシア皇帝エカテリーネ女帝と謁見、そしてロシア政府から「日本への帰国の願いをかなえることはできない。イルクーツク日本語学校の教師となってこの地にとどまるように」との通告。。。最期まであきらめない光太夫の運命はいかに!?

そのほかにも様々な人たちが登場し、同時進行的にエピソードが紹介され、いつのまにか歴史の勉強ができているって感じです。

風雲児たちは、現在、本編20巻、幕末編9巻?まで出ています。最終回まではまだ道のりは長そうです。
是非一読を!
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